世の中で出会う様々なこと、それは偶然なんかじゃない。
どんなにつらいことも、今の私に必要だから訪れることなのだ。
例え、
月を見たいと思ったときに限って、雲がかかっていたって
花を見上げたときに風が花弁を散らしたって
悪いことばかりなんて続かない。
明けない夜が無いように、幸せは悲しみと背中合わせ。
決して切り離せないんだ。
逆に言うなら、良い事ばかりなんて続かない。
世の中そんなに甘くない!
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プロフィール
HN:
緋桜 玖流栖
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1983/09/24
趣味:
折り紙 読書 ゲーム 寝る 創作 妄想
自己紹介:
随分と気紛れなのですが、
頑張って、書けるときは書こう
と思っています。
継続は力なり!
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家への帰り道、坂を上っていると虫の声が耳についた。
と言っても、嫌なものではなく心地良い音色である。
そう、例えるならば「鈴の音」。
涼しげな響きに自然と心を休めていたが、私の向かう方向からはどんどん大きな音が……。
う、うるせぇ~
いくらなんでも酷い騒々しさに、癒されていた筈の心は、どっと疲れて重くなる。
しかし、疲れるほどに秋が近付いたことを実感した私は気持ちを立て直して家についた。
――戦いの幕は今、切って落とされた。
一息着いて見た先に、敵は居たのだ。
一瞬の隙を見逃さず、その姿を捕えた私の行動は早かった。
野生的な勘を頼りに動いた手が、3つの影を勢い良く床に叩き付ける。
少し満足気に顔を歪め敗者の姿を確認する…と、1つ足りない。
すかさず辺りを見回し姿を確認するが、向こうも必死に逃げ惑い抵抗する。
しまいには母とタッグを組んでの奮闘。
向こうが攻撃を仕掛けて来たときが狙い目だ。
肉を切らせて骨を断つ!!
……こうして、私の戦は幕を閉じた。
あ、やっべ!
おかーさーん、蚊取り線香の下に水張り忘れた!!
と言っても、嫌なものではなく心地良い音色である。
そう、例えるならば「鈴の音」。
涼しげな響きに自然と心を休めていたが、私の向かう方向からはどんどん大きな音が……。
う、うるせぇ~
いくらなんでも酷い騒々しさに、癒されていた筈の心は、どっと疲れて重くなる。
しかし、疲れるほどに秋が近付いたことを実感した私は気持ちを立て直して家についた。
――戦いの幕は今、切って落とされた。
一息着いて見た先に、敵は居たのだ。
一瞬の隙を見逃さず、その姿を捕えた私の行動は早かった。
野生的な勘を頼りに動いた手が、3つの影を勢い良く床に叩き付ける。
少し満足気に顔を歪め敗者の姿を確認する…と、1つ足りない。
すかさず辺りを見回し姿を確認するが、向こうも必死に逃げ惑い抵抗する。
しまいには母とタッグを組んでの奮闘。
向こうが攻撃を仕掛けて来たときが狙い目だ。
肉を切らせて骨を断つ!!
……こうして、私の戦は幕を閉じた。
あ、やっべ!
おかーさーん、蚊取り線香の下に水張り忘れた!!
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