ああ、今日も

私は酒が好きだった。
最近はあまり飲みたいとも思わないのだが、なぜだろう？

多分、私が好きだったのは酒ではなく宴の席だったのだろう。
仲の良いものとの会話、大勢でのドンチャン騒ぎ、
強制的な参加では自棄を起こしていたこともあった。

春には縁側で日向ぼっこをしながら花を愛でる。
夏に海に花火に祭り。星空を見上げることも悪くない。
そして、秋には虫の音に耳を澄ませ月を仰ごう。
冬はしんしんと街の喧騒を消してゆく雪だ。
それさえあれば酒はうまいと思った。

・・・そんなことも今では良い思い出だ。

今はそんな楽しみ方が出来ないでいるから。
原因は常日頃から感じている、時間と心のゆとりだ。
わかっていても、なかなかどうして。
特にメンタルは難しい。

花も雲も時も

久々の連休だった。
やるべきことはあって、あっけらかんと全てを忘れるわけにはいかないが
時間のことばかり考えなくてよい、のんびりとしたは生活は心が休まる。

折角なのだから何か行動をとも思うが、その実ごろごろとしていたい方が強い。
バイトしなければ後が大変で、節約節約という肩身が狭苦しいのは勘弁してほしいのだが、
今だけはそんなこと、忘れてしまおう。

梅雨を感じさせる雨音と鳴り響く雷。

私はこんな天気も嫌いではない。
地球という大自然の中で生活しているのだとしみじみ出来るから。
慌しい中で気の付かない様々なこと、本当は四季折々の日本の美しさを全身で感じたいところだ。

折角この国に生まれたのだから。

寄り木の誘惑

誰だって寄りかかりたくなるときがある。
常に願うことかもしれず、追い続けること。

けれど、見つけてはならない。
その甘い腕を頼りすぎては駄目なんだ。

私の心が
私の身体が

その腕を掴まないで立つことが出来る勇気と強さを持たなければ・・・。

どこへ行くのも、誰とかかわるのも大事なこと。
しかし常に追いかけてくる不穏な影。

乗り越える、向き合う、勝ち進む。


・・・・・・見えるものも見えない振りで。

日常の中で

空回っている。
しっている。

一生懸命やっていても、私は何故かそこで胸を張ることが出来ない。
それは完璧を求めるからか、それとも投げ出してしまうからか。

どこかで自分を疑っているのか。

意思をしっかり伝えること。
それは、何より勇気がいることだ。

でも、言わなければ取り逃すものがある。

夢や想いや月日、そして結果。

変わらねばなるまい？
例え少しずつだとしても、そう思うのと諦めるのは大違いだ。
恐れず飛び出すことだ。

自信は信じることだ

一体、私が今していることってなんだろう？

必要なこと、不必要なこと。

目指していること、行っていること、願っていること・・・。


何故上手くいかないんだろう？

一生懸命やっているつもり。

つもりは　つもり

そう言っている限りは先に進めない。


・・・・・・そう、私は一生懸命やっているんだ。